サイネージ街角レポート(広島駅編)
サイネージ街角レポート(広島駅編)
2018-09-06
先日、久しぶりに広島に行ってきました。JR広島駅がとても新しくなっていて驚きました。今日はそんな広島駅で見かけたデジタルサイネージをご紹介します。エキナカと言われる商業施設もまた、魅力的なサイネージを導入していました。
「駅のリニューアルというタイミングで、まさにデジタル・サイネージを導入したのか!」とデジサイ君は大好物のお好み焼きを食べながら、感心していました。
スマートで自然なサイネージ表示
きれいにリニューアルされた場所では、デジタル・サイネージが見栄えが良いですね。その空間にとても調和させている感じがします。
デジサイ君と広島に来た日は平日午前の時間帯だったので、あまり人通りも多くなかったのですが、週末ともなると多くの人がこのサイネージを目にするのでしょうね。
これは案内機能付きサイネージですね。タッチパネルで必要な情報を入手できます。また、通常は広告表示もしています。両面タイプが2台並んで設置されていました。ということで合計4面ですね。改札を出たところに設置されていました。
様々な場所にサイネージを発見
「広島駅は人が通る場所にデジタル・サイネージあり」と言わんばかりに、多く見かけました。
一階の新幹線口の南北自由通路です。柱にサイネージが埋め込んでいます。ここは通路ですので、歩きながら広告や案内が目に入るという感じでしょう。また、待ち合わせ場所としても人々が集まるので、十分な広告効果はあるのでしょうね。
ほぼすべての柱に埋め込まれていました。「凄い」の一言です。
大画面サイズがドカーンと
在来線の改札を入った場所で、また大きなスクリーンが待ち構えていました。以下の写真は改札の外から撮影しました。
窓ガラスを背後に設置しているので、逆光の場合は見ずらいはずなのですが、大丈夫でした。上側が壁になっているので、光の入射を遮って、表示には影響ないようにしているですね。まさに建物の構造とサイネージが上手に調和しています。
サイネージの前に十分なスペースがありますので、待ち合わせ場所としても最適です。遠くからでもこの場所はわかりやすく、「エリア・マーク」となるでしょう。
エキナカ店舗もデジタル・サイネージ導入
改札を出るとエキナカ店舗が入っているのですが、そこにも多くの場所でサイネージを見かけました。
これは通路の店舗側の上部に設置されていました。コンテンツはすべて同じものが表示されていましたので、1台の共通のコントローラーなのでしょう。通行している人が見やすいように斜めにして角度を持たせていました。また、双方向から来ても見えますね。
では、施設の中を覗いてみましょう。多くのショップでサイネージを発見しました。
ウィンドウ越しのサイネージです。動画コンテンツでの広告でした。サイネージの前にショーサンプルを置き、効果的にプロモーションしていますね。撮影した写真では反射していますが、実際はそれには気づきませんでした。思わず立ち止まってしまいますね。
(↑)ショップの入り口側面のガラスにスクリーンをはめ込んでいました。サイネージとガラス枠のデザインや色が本当に上手に調和していて、違和感がありませんね。動画コンテンツはショップや商品のコンセプトを効果的に伝えていました。
最後に
今回は2014年末にリニュアルされた広島駅のサイネージを紹介しましたが、デジタル・サイネージを「ふんだんに」設置していたのは驚きました。また、その設置や見せ方など非常に工夫されているように思いました。大規模リニューアルのタイミングがあったからこそ、デジタル・サイネージを導入できたのでしょうね。
デジサイ君と次の街に出かけて、サイネージを見つけたら、また報告します。
※この記事は2018年2月11日掲載分を再編集したものです。