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SAW(超音波表面弾性波方式タッチパネル )

超音波表面弾性波方式(Surface Acoustic Wave, SAW)タッチパネルは、液晶ディスプレイやモニターなどの表面に設置され、指や専用のペンなどの物体が画面をタッチすると、表面を伝わる超音波の波動を利用して入力信号を検出する技術です。

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仕組み

  1. 送信と受信のトランスデューサー:タッチパネルの各角には、超音波を発生させる送信トランスデューサーと、それを受信する受信トランスデューサーが配置されています。
  2. 表面弾性波の伝播:送信トランスデューサーから発生した超音波は、表面を伝わって受信トランスデューサーまで到達します。この超音波は、表面の物理的な特性に基づいて伝播し、特定の周波数の波動が形成されます。
  3. タッチ検出:表面に指やペンがタッチすると、その位置における表面弾性波の特性が変化します。この変化を受信トランスデューサーが検知し、その情報を処理して、タッチされた位置を特定します。
  4. 信号処理:受信トランスデューサーからの信号は、制御ユニットに送られて処理されます。この処理により、タッチされた位置やその他の入力情報が判断され、デバイス上の対応する操作(例えば、画面上のアイテムの選択や移動)が実行されます。

超音波表面弾性波方式は、高い精度や耐久性を提供する一方で、構造が比較的複雑であるため、製造コストが高くなる傾向があります。しかし、その高い性能から、航空宇宙、医療、産業用途など、厳しい環境下での利用や、高いタッチ精度が求められる場面で広く採用されています。